Bromance

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エディ・レッドメインはMy鞄と共にやって来た

Actor Eddie Redmayne comes with his own case - Pottermore の記事を訳しました。※一部省略の拙訳

エディは鞄を持っている。

まるで彼が演じるニュート・スキャマンダーが動物を入れているようななめし皮の鞄だ。私が真っ先に鞄に目がいったのはエディの足元に座った時だった。

彼も私が鞄に目がいっているのに気付いていたので私は聞いた「それはエディの鞄…?それともニュートの鞄?」と。

「エディの鞄だよ」彼はそう言って優しく鞄を撫でた。「8年くらい使ってるよ。父が街で働いていて、いつもブリーフケースを持って行ってたんだ。僕はずっと生計を立てるためにこの演技の仕事をしてきたけど、ちゃんとした仕事じゃないと感じていたから「自分はちゃんとした仕事をしてる」と感じさせてくれる何かが欲しくて、それでこの鞄を買ったんだ。 現場に行くたびにこの鞄を持って行ってるよ。台本や役立ちそうなものは何でも入れてるんだ」

小さな高笑いが彼の唇から溢れると彼は静かに咳払いをした

「それで、デイビッドと僕がこの映画のことで初めて会うと決まった時に僕はこの鞄を持って行ったんだ。 僕らはソーホーのパブで会って、燃えさかる暖炉のそばに座った。彼が僕にニュートと映画の構想について話し始めたんだけど、 その中にニュートが魔法のトランクを持ってる話が含まれてたんだ。だから僕は「本当にニュートのトランクのことは知らなかったんだ。怪しいオーディションの必勝法みたいな感じでこの鞄を持ってきたんじゃないよ。心配しないでデヴィッド、僕は自分の鞄を持ってきただけなんだ!」って言ったよ。あいにく鞄はまだここにある。この中には僕の人生が詰まってるんだ。ニュートのトランクの中身ほど多くはないけどね...」

 「デヴィッドはとても人柄が良くて本当に優しいんだ。この映画をやりたいということに疑問の余地なんてなかったよ。僕には「仕事を受けるかどうか」が問題だったんだ。J.K.ローリングの脚本を読んだときは息を呑んだよ。凄く興奮した。面白くてスリルがあってロマンチックで本当に素晴らしかった。最後は深く感動したよ」